
パクソジュンがこれまでと違った一面を魅せている映画!
【コンクリート・ユートピア】は2023年8月に韓国で公開され公開16日で観客動員数300万人を突破する大ヒット!
日本でも2024年1月に公開された大人気映画。
一体どんな役柄でどんな内容なのか、この映画の魅力についていろいろと深堀していきたいと思います!
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】のあらすじと重要ポイント
世界を襲った大災害で壊滅状態となってしまったソウルで唯一残った皇宮アパート。
生存者たちで溢れ、無法地帯となったアパートを守るために住人たちが築き上げた“ユートピア”の向かう先にはどんな未来が待ち受けているのか…。
生存者たちの生き残りをかけたパニックサスペンス。
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】のあらすじを深堀りする
世界各地で起こった地盤隆起によって一瞬にして壊滅してしまったソウルで唯一陥落を免れた皇宮アパート。
住民以外の生存者たちも押し寄せ不法侵入や放火など様々な犯罪が横行。
不安を感じたアパートの住人たちは、住人以外をアパートから追い出し、住人たちの中でルールを決めてユートピアを築くことにした。
アパートを統制するために住人代表として選ばれ、徐々にその権力に溺れ狂気に満ちていくヨンタク。
そしてそんなヨンタクから防犯隊長を任され、ヨンタクに傾倒していくミンソンやその他の住人たちとその異様な様子に不安を抱き始めるミョンファ。
極限状態の中で巻き起こる生存をかけた戦いと、次第に明らかになっていくヨンタクの本性など、最後まで目が離せない人間の本質を深く描いた作品です。
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】の背景と重要ポイント
韓国の大人気ウェブ漫画『愉快ないじめ』の2部にあたる『愉快な隣人』が原作。
この映画は、原作にもとづいて世界観を作成されました。
大災害に見舞われた極寒のソウル。
唯一残された皇宮アパートとその住人。
そしてアパート以外の世界の生存者たちによる生き残りをかけた対立がうまれます。
その対立の中で浮き彫りになっていく極限の人間性などを見事に描かれています。
同じ世界観を原作としたNetflixドラマ『バッドランド・ハンターズ』も合わせて視聴すると、より背景を理解できて楽しめるかも知れません!
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】の主要登場人物と相関図
映画【コンクリート・ユートピア】主なキャストとその役柄
<『コンクリート・ユートピア』の主な登場人物>
- パクソジュン:キム・ミンソン(皇宮アパート602号室の住人、アパートの防犯隊長。)
- イ・ビョンホン:キム・ヨンタク(皇宮アパート902号室の住人、住人代表。)
<『コンクリート・ユートピア』の周りを固めるキャストは?>
- パク・ボヨン:チュ・ヨンファ(ミンソンの妻、看護師。)
- キム・ソニョン:キム・グメ(皇宮アパート207号室の住人、婦人会会長。)
- パク・ジフ:ムン・へウォン(903号室の住人、大災害から奇跡的に生還してアパートに戻ってくる。)
- 監督・脚本: オム・テファ
パクソジュンの役どころとその魅力
この映画でパクソジュンが演じているのは、皇宮アパートに住む新婚夫婦の夫、キム・ミンソンです。
公務員だったミンソンは真面目で優しく、困っている人を見ると放っては置けないような温かさを持つ人物でした。
しかし、そんなミンソンも荒廃していく世界の中で強いカリスマ性を持ったヨンタクと出会い、妻であるミョンファを守りたいという強い思いから少しずつ変わっていってしまい…。
これまで、数々のドラマや映画でカリスマ性のある役柄を演じてきたパクソジュンがどこにでもいる平凡な青年を演じているところも新鮮なこの作品。
大災害後、生き残るための残酷さに満ちた世界の中で変化していくミンソンの様子を丁寧に演じているパクソジュン。
改めてパクソジュンの演技力の高さを感じられる映画になっています。
パクソジュンと映画【コンクリート・ユートピア】の関係
この映画のためにあえて自身の自慢の筋肉を落とし、7キロも減量して撮影に臨んだというパクソジュン。
肉体に関しては努力して役作りに励んだそうです。
内面的な意味ではミンソンと似た部分も多く、理解するのにそれほど苦労はなかったよう。
ただ、後半になるにつれて感情を露わにするシーンが多くなり、ミョンファに怒りをぶつけるシーンなどでは苦労したのだとか。
そんな様々な苦労もあってかインタビューでは
「この作品に出演しているということだけでも誇らしいと感じた」
と語るほど自信にとっても大切な作品になったようです。
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】における彼の演技の評価
この映画の相関図を見ると「パクソジュンが主役かな?」と思う人も多いかと思います。
映画全体を通して見た感想としてはどちらかと言えば悪役ではあるもののイ・ビョンホン演じるヨンタクが主人公であったように感じます。
“主人公=善”という概念を覆しているのもこの映画の面白い点だと思います。
ヨンタクやキム・ソヒョン演じるグメのいわゆるヴィランによる怪演に注目が集まりました。
とはいえパクソジュンの役も大切な役どころとして観客からその演技を評価されていました。
生き残るための残酷さを丁寧に演じており、演技力の高さを魅せたと、評価されています。
パクソジュンにとっては、演技の新境地を開拓したといえる作品になっています。
パク・ボヨンとイ・ビョンホンとの共演のインパクト
これまでラブコメでの“気は強いけど可愛くて愛嬌のあるヒロイン”といったイメージの強かったパク・ボヨン。
揺るぎない信念を持ち、過酷な状況でも最後まで冷静で献身的な女性、ミョンファをパク・ボヨンが演じています。
パクソジュン×パク・ボヨンの新婚夫婦と聞くとラブラブカップルの明るいラブストーリーを思い浮かべてしまいます。
この映画では、そんなイメージとは少し違ったカップルの姿を見せてくれています。
また、イ・ビョンホンとの共演について、パクソジュンは
「これだけ長い間演技を続けて来た方なのにまだ作り続けることが出来るなと思いました。
横で見ていているだけで本当に良い刺影響をたくさん受けました。」
と語るほど、パクソジュンにとっても良い経験となったようです。
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】の衝撃のラスト
大災害によって荒廃した世界。
アパート内外での様々な対立や食料不足などの先に生き残った人たちがどのような結末を迎えるのか、ここからはネタバレも交えながら解説していきたいと思います!!
ネタバレ注意!パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】のラストシーンの詳細
住民代表として絶対的な権力を示していたヨンタクでしたが、物語の後半では思いもよらない事実が発覚します。
そのきっかけとなる人物がヨンタクの隣人であったへウォンです。
アパートの外部で災害に合い、自力でアパートに戻ってきた彼女の発言で急展開!
ヨンタクが実は偽物で、本物のヨンタクを殺害した犯人であること。
殺害した直後に災害が起き、アパートの住人を装うためにヨンタクに成りすましていたこと。
そして、偽のヨンタクは、本当はタクシー運転手のセボムだったのです!
住民たちに怒りを向けられ逆上するセボム。
ミンソンがセボムに銃を向けたその時、食料を求めて外部から人々が押し寄せ大乱闘へと発展。
爆弾も投げ込まれるなどたくさんの負傷者が出る凄惨な事態で大けがを負いながら命からがらアパートを後にするミンソンとミョンファ。
一方でセボムは爆撃によって重傷を負い、自室で息を引き取ります。
教会の廃墟にたどり着いたミンソンとミョンファもその夜、ひと時の安らぎの中で眠りに落ちましたが、翌朝目覚めることが出来たのはミョンファ一人だけでした。
ミンソンを失い呆然とするミョンファに声をかけてくれた人々について行ったのです。
とそこではアパートの時のような住民ルールもなく、自由に暮らす人の姿があり、温かなおにぎりを分け与えられました。
「あそこのアパートでは人を捕まえて食べるって噂があるけど本当ですか?」と問いかける住人に
「いいえ、普通の人々でした。」と答えるミョンファ。
ミンファの頬を一筋の涙が流れます。
アパートと同じく荒廃した世界ではあるものの、どこか温かみのある明るい光に包まれた街が映し出されるという印象的なラストシーンでした。
映画【コンクリート・ユートピア】のラストが示すテーマとメッセージ
【コンクリート・ユートピア】では、未曽有の大災害後におこる人間性の変化。
寒さや食料の不足など様々な問題の前に、人々はどのように生き残ろうとするのか?
人間の尊厳とは何かをテーマにしています。
映画【コンクリート・ユートピア】の衝撃のラストに対する感想
地震や洪水など災害の増えている現在、“災害が起きた時、自分は
狂気に飲み込まれることなく冷静さを保てるだろうか”と考えさせられるきっかけとなりました。
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】の考察
通常、災害をテーマにした作品の多くはテレビのニュース映像や政府の対応なども描かれていることが多いものの、この作品ではそういったシーンはありません。
実際に何が起きたのか、いったいどれだけの被害が出ているのかなどが不透明な状況。
不透明さが、人々の不安をあおり、狭い世界で狂気に追い詰められていく要因となっているように感じます。
殺人犯とはいえ元々根っからの悪人であったわけではなく、自身も詐欺の被害を受けていたことから起きた偶発的にヨンタクを殺めてしまったセボム。
そのほかの住人達もラストシーンのミョンファの言葉にもあるようにはじめは「普通の人々」でした。
ルールを作り、秩序あるユートピアを作ろうとしていた住人たち。
徐々にその方向性を見失い、ユートピアがディストピアへと変貌していく様子は善と悪の表裏を表しているのではないでしょうか。
映画【コンクリート・ユートピア】にみる大災害に対する人々の反応
大災害が起きた時、人々はどこまで冷静でいられるのでしょうか。
日本でも昔から“火事場泥棒”という言葉があるように、自分が極限に追い詰められたら、どうなるのでしょうか?
ミョンファやミョンファが最後に出会った人々のように、最後まで自分を見失うことなく人間としての尊厳を保ち続けられるのでしょうか?
極限状態で、尊厳を保つことは、なかなかできることではないのかもしれません。
この映画を通じて、本当の恐怖は災害よりも災害が起きた後の世界だと感じた人も多かったようです。
映画【コンクリート・ユートピア】が映し出すユートピアの意味
大災害によって崩壊する世界で唯一崩落を免れた皇宮アパートの住人たち。
住人たちだけでユートピアを築こうとします。
一方、その裏では外部の人々を除外し、時には殺戮も犯すなどユートピアとは程遠い行為が行われてしまう。
そんな表裏一体の心理状況を、皮肉的な意味合いが込められて描かれているのではないでしょうか。
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】を観る方法
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】の配信プラットフォームの調査
映画【コンクリート・ユートピア】は現在amazonプライムやU-NEXT、Huluで見放題配信されています。
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】を無料で観るためのルート
amazonプライムやU-NEXTではそれぞれ無料お試し期間があります。
Huluでは一部の提携サービスなどで無料になるキャンペーンコードなどを提供している場合もあります。
登録前に一度チェックしてみることをおススメします!
パクソジュンが創り出す新たなユートピア観
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】を通して見える社会的メッセージ
“誰かにとってのユートピアが誰かにとってはディストピアかもしれない”
そんな差別や排除、拒絶などの人間の心理や、韓国社会における住宅問題や階級格差なども描かれているように感じました。
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】の結末が提示する希望と絶望
物語のラストでミンソンを失い一人になってしまったミョンファ。
ミョンファの頬を伝う涙からは、絶望ではなく新たな人々と出会い、温かさに触れたことでミンソンを失った悲しみやアパートでの出来事を抱えながらも生きていこうとする意志を感じました。
決してハッピーエンドとは言えませんが、それでもあの温かな日差しは絶望よりも未来への希望を表していたのではないでしょうか。
パクソジュンのプロフィール最新情報
-パクソジュン( Park Seo Jun)のプロフィール-
パクソジュンは1998年12月16日生まれ。
2025年誕生日現在で36歳。
身長 185㎝

インスタのアカウントは、@bn_sj2013
パクソジュンは2025年7月現在結婚をしていません。
2025年1月にはあの『さんまのまんま』に出演するなど日本でも大人気のパクソジュン。
次回作の新ドラマ【ギョンドを待ちながら】の配信が待ち遠しいところです!
今後の活躍にも注目したいと思います!
映画【コンクリート・ユートピア】で共演したパクボヨンのプロフィール
-(パク・ボヨン)( Park Bo‐Young )のプロフィール-
1990年2月12日生まれ。
2025年誕生日現在で、35歳。
身長 158㎝

インスタのアカウントは、@boyoung0212_official
2005年に映画『イコール』で女優としてデビューして以来現在まで数々の作品で活躍しているパク・ボヨン。
2025年5月24日から韓国の放送局tvNで放送され、Netflixで世界配信されたドラマ『未知のソウル』では1人2役で双子の姉妹を演じ話題となりました。
映画【コンクリート・ユートピア】で共演したイ・ビョンホンのプロフィール
-(イ・ビョンホン)( Lee Byung-Hun)のプロフィール-
1970年7月12日生まれ。
2025年誕生日現在で、55歳。
身長 177㎝

インスタのアカウントは、@byunghun0712
日本でも“韓流四天王”と呼ばれ、ペ・ヨンジュンらと共に韓流ブームの火付け役として人気を博したイ・ビョンホン。
現在は韓国や日本だけでなくハリウッドでも活躍し、国際的スターとして活躍しています。
作品ごとに様々なキャラクターを演じ切るイ・ビョンホンは「千の顔を持つ俳優」と称されたことも。
今回の映画【コンクリート・ユートピア】でも新たな一面を見せて共演したパクソジュンを驚かせていました。
パクソジュンの映画【コンクリート・ユートピア】のまとめ
映画【コンクリート・ユートピア】はパクソジュン、イ・ビョンホン、パク・ボヨンらが出演する災害パニック映画。
災害後の世界で人々が生き残るために作ったルールによって巻き起こる差別や排除など人間の表裏を描いた人間の本質について考えさせられる作品。
こんな時自分だったらどうするだろうか?と考えながら見たい時や見終わった後に誰かと語りたい時におすすめ!
一度は見ておいて損はない名作映画!!
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